こんにちは Body Brain田中です(^^)/
先月のブログのタンパク質の「質」の続き、大豆のアミノ酸スコアについてお話ししていきますね
「アミノ酸スコア」の七不思議?
トレーニングが面白くなってくると、食べ物にも興味が湧いてきませんか?
そこで栄養素を気にするようになって疑問に思ったのが、この大豆です
大豆のアミノ酸スコアを調べると100であったり86であったり、実際大豆のアミノ酸スコアってどうなの?
結論から言うと、大豆のアミノ酸スコアは「100」で間違いではないのですが、「86」も間違いではないんです
アミノ酸スコアを計算する時に、足りないアミノ酸に注目して数値化しているのは前回お話ししたと思いますが、この足りないアミノ酸のパターンを2回改定したのでスコアが2つあるんです!
1973年 国際連合食糧農業機関と世界保健機構がタンパク質の評価基準で定めたのが「大豆:86」
1985年 国際連合食糧農業機構と世界保健機構、国連大学がアミノ酸の必要量を年齢別4つのグループに分けて算出し定めたのが「大豆:100」
なのでどちらも間違いではないのです(^o^)
さて、「足りないアミノ酸」の基準を改定したので、大豆の「足りないアミノ酸」が気になった方!意識が高いです(*^^)v
大豆はもともと「メチオニン」という必須アミノ酸(体内で合成できないアミノ酸)が少なく1985年の改定で、この「メチオニン」の必要量を満たしたので大豆のアミノ酸スコアが「100」と評価されました
しかし、大豆そのまま食べることはあまりないですよね
殆ど加工された大豆製品が食卓に並びます
加工の段階でアミノ酸量が変わることもありますので、この「アミノ酸スコア」を参考に選んでみてくださいね
ちなみに、大豆の足りない「メチオニン」ですが、お米にはメチオニンを多く含んでいるので、和食のお米とお味噌汁の組み合わせは、自然とアミノ酸スコアを補っている食事になります
もちろん精製された白米よりも玄米の方が栄養素が多いので、食事の組み合わせも意識していきたいですね(^o^)